馬英九(ば えいきゅう)

家永真幸

(1950年7月13日~)

第12・13期中華民国総統(2008〜16年在任)。イギリス統治下の香港生まれ。父は湖南省出身で、中国国民党の党職員だった。生後間もなく台湾に移住し、学生時代から国民党の熱心な活動家となった。国立台湾大学法学部卒業後、米ハーバード大学で博士号を取得。蔣経国総統の英語秘書、李登輝政権の法務大臣などを経て、1998年の台北市長選挙で現職の陳水扁を破り当選。2008年には総統に就任し、中国大陸との経済交流拡大を推進する。しかし、その対中融和政策の不透明性への反発が強まり、14年には若者らが立法院(国会議事堂)を占拠する「ひまわり学生運動」が発生。民意の支持を失ったことが、16年の民主進歩党蔡英文政権の誕生につながった。

(家永真幸氏提供)

もっと知りたい方のために

・松田康博、清水麗編著『現代台湾の政治経済と中台関係』晃洋書房、2018年
・川上桃子、松本はる香編『中台関係のダイナミズムと台湾 馬英九政権期の展開』アジア経済研究所、2019年

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