葉石濤銅像(鳳気至純平提供)
葉石濤書斎(鳳気至純平提供)
紀念館入り口の葉石濤ご夫妻の写真。鳳気至純平提供
初めて台湾文学史を著した作家の足跡をたどる
葉石濤文学紀念館は、台南に生まれ育ち、戦後一度は政治犯として投獄されながら、文学創作を続け、また台湾文学研究の第一人者となった葉石濤の功績を記念して、2012年に台南市の中心部中西区にオープンしました。建物は1925年に山林事務所として創建されたもので、現在は市定古跡に指定されています。二階の展示室には、葉が実際に使っていた机や文房具、レコードプレイヤーが展示され、また隣の客間を模した空間では、葉の作品や文学仲間との私信等を見ることができます。一階はカフェになっていて、葉の文学をモチーフにしたメニューが楽しめます。館内を観覧した後、コーヒーなどを飲みながら台南が生んだ偉大な文学者の姿を偲ぶのもよいかもしれません。
葉石濤銅像(鳳気至純平提供)
葉石濤書斎(鳳気至純平提供)
紀念館入り口(鳳気至純平提供)
紀念館外観(鳳気至純平提供)
(中国語)
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