嘉義市立博物館提供

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嘉義市立博物館

嘉義市立博物館

嘉義の歴史や文化を知ろう!

嘉義市立博物館は2004年に開館した嘉義市内唯一の市立博物館です。当館はもともと市民の薛文吉さんが嘉義市に寄贈した1000点以上の化石を保存するために設立された博物館で、当初は嘉義の地質、化石、美術が展示の三大テーマでした。2021年、嘉義市立博物館はリニューアルオープンし、「嘉義の人たちは自分たちの街である嘉義に関心を!嘉義を訪れる人たちも嘉義を知ろう!」というスローガンに基づき、嘉義の歴史、文化の特色や市民生活を紹介しています。「交趾焼館」(交趾陶館)では、嘉義の工芸である「交趾焼」が展示され、工芸体験も可能です。ここに来れば、嘉義の歴史や文化をまるごと知ることができます。

学びのポイント

平地にある嘉義が林業都市として有名な理由

嘉義は平地にありますが、阿里山に近いため、日本統治時代から木材の集散地として知られていました。嘉義市立博物館以外にも、阿里山の林業にかかわる建築や施設が数多くあります。現在では森林資源を保つため、阿里山では木の伐採が行われなくなりましたが、嘉義市は「森の都」とみずからを位置づけ、林業も都市の特色のひとつとしています。嘉義市立博物館の見学後に、博物館の近くにある林業にかかわるスポットも散策するのもよいでしょう。

嘉義市立博物館提供

野球と美術にも注目!

1931年、嘉義農林学校の野球部は台湾代表として甲子園で行われた第17回全国中等学校優勝野球大会に出場し、準優勝しました。2014年、この出来事を映画化した馬志翔監督『KANO』という作品が公開され、大ブームとなりました。そのため、映画『KANO』とその嘉義農林学校野球部の歴史は、嘉義の特色の一つとして知られるようになりました。また、嘉義出身の有名画家である陳澄波(1895-1947)は、故郷嘉義の景色を描き、名作をたくさん残しています。その作品の一部を館内で見ることができます。
さらに学びを深めよう
  • 【事前学習】旧名「諸羅」から「嘉義」へと改名した理由を調べましょう。
  • 【事前学習】【事後学習】嘉義市立博物館の近くにある阿里山林業にかかわる施設や建築を探しましょう。
  • 【事前学習】【事後学習】嘉義農林学校野球部の足跡と、映画『KANO』について調べましょう。
参考資料
当館には日本語のウェブサイトがありません。ただ、台湾観光局(交通部観光局)のウェブサイトに簡単な紹介文が掲載されています。また、「台湾ナビ」にも写真入りの紹介があります。個人による見学の感想もネットに何本かありますので、探してみてください。嘉義と阿里山林業については、片倉佳史「新台湾紀行(5)嘉義・阿里山--戦前の台湾経済を支えた林業の町」『東亜』446号(霞山会、2004年)、与那原恵「幸せカップルの笑顔に、嘉義の歴史を思う。阿里山の豊かな自然に包まれて」『東京人』34巻9号(都市出版、2019年)などで概要を知ることができます。嘉義農林学校の野球チーム、画家の陳澄波についても、いくつかの文章を見つけることができるでしょう。

(蔡蕙頻)

ウェブサイト
公式https://museum.chiayi.gov.tw/

(中国語・英語)

所在地
嘉義市忠孝路275-1号

特記事項
火曜日から日曜日、午前9時から午後5時まで開館。(月曜休)
入場無料。
中国語のガイドツアーあり(予約制)。
日本語のガイドツアーは当館まで相談してください。