洪淑芬提供

エリア
テーマ

貓空

pdf
猫空

台北市街から気軽にアクセスできる、お茶文化・自然・夜景スポット

台北盆地の端、二各山系に位置する猫空は、台北市内が一望できる景勝地です。2007年に台北捷運文湖線の動物園駅を起点とする「猫空ロープウェイ」が開通し、終点の猫空駅まで4.03キロ、約30分の空中旅行を楽しめるようになりました。古くは台北市内最大のお茶の産地であり、多くのレストランや茶芸館で、眼下に茶畑を眺めながら、お茶や、お茶の葉を使った茶葉料理を楽しめるのも魅力です。台北市街からのアクセスもよく、気軽に出かけて台湾の自然を感じられる場所で、一味違った小旅行を楽しめそうです。台北有数の夜景スポットでもあります。

学びのポイント

どうして「猫空」っていうの?

最も有力なのは、川が岩を削る事でできた「壺穴」と呼ばれる凸凹地形が猫空の地理の特色であるため、でこぼこを意味する台湾語の「猫面」(猫の顔)が変化して「猫空」となったという説。また他にも、ハクビシン(台湾語ではbâと発音)が出入りする山谷(khang)という音から、同じ台湾語の音で「猫空」となった説があります。日本統治時代が始まったばかりの頃の地図には、猫空はカタカナで「バーカン」と記載されています。ちなみに、「猫」の台湾語の発音は、「bâ」(バー)もしくは「niau」(ニャワ)です。

お茶の製造過程や文化を知ろう

猫空は、「鉄観音」という種類の茶葉の栽培が台湾で最も古く始まった場所です。清朝末期に、今の中国福建省安渓より鉄観音の苗木が持ち込まれ栽培が始まったと言われています。台湾各地で栽培されている茶葉や、鉄観音ができるまでの製茶の作業工程について詳しく知ることが出来るのが、ロープウェイ「猫空」駅から徒歩20分ほどの「台北市鉄観音包種茶研発推広中心」(参観無料)です。ここは台北市が運営するお茶の展示センターで、乾燥から発酵、揉み込みなどの複雑な製茶過程を知ることができます。その後にレストランやカフェを訪れて、歴史や受け継がれてきた文化を感じながら台湾茶を味わうのは格別です。

洪淑芬提供

 
 
さらに学びを深めよう
  • 【事前学習】【事後学習】台湾のお茶には色んな種類があります。製造方法や種 類の違いを調べてみましょう。
  • 【事前学習】【事後学習】猫空のハイキングコースを散策すれば、台湾の様々な 亜熱帯植物や鳥、動物を見ることが出来ます。どんな種類がみられますか?
  • 【事前学習】【事後学習】「猫空」以外にも、先住民族の言葉や台湾語などから 派生した地名が沢山あります。面白い地名とその由来を調べてみましょう。
参考資料
台湾でお茶栽培が盛んになった歴史などについて、ウェブサイト『中国語スクリプト』に詳しい解説があります。また、台北市政府観光伝播局発行の雑誌『ディスカバリー台北』(隔月刊)2012年5/6月号お茶の特集号で猫空も紹介されています。

(栖来ひかり)

ウェブサイト
猫空茶園https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003016&id=22 猫空ロープウェイhttps://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0003016&id=737 台北旅遊網(台北市政府観光伝播局)https://www.travel.taipei/ja/attraction/details/984
所在地
台北市文山区指南路3段