2016年(渡邉義孝撮影)
「上棟式 昭和拾年(1935年)拾貮月貮日」と墨書された幣串(へいぐし:棒状の木材で墨書がなされたもの)(渡邉義孝撮影)
2016年屋根裏(渡邉義孝撮影)
靜心苑提供
廃屋の日式建築をリノベーションしたカフェ
2020年、ガジュマルの巨木の木陰に、瓦屋根と南京下見板が映える木造建築のおしゃれなカフェがオープンしました。1935年頃に建てられた宿舎(公務員住宅)を修理して再生したリノベーション建築のひとつです。 日本統治時代に、日本人が関与して建設された建物のことを「日式建築」と呼びます。この宿舎も1935(昭和10)年頃に建てられた日式建築で、近くに開設された結核療養所(サナトリウム)の所長の家として建てられたものでした。廃虚のように荒れ果てていましたが、台北市が文化財として保存することを決定、2018年から全面的な修理がスタートしました。外観は当初の姿に復原され、内部はレストラン「靜心苑」として人気のスポットになっています。
2016年(渡邉義孝撮影)
「上棟式 昭和拾年(1935年)拾貮月貮日」と墨書された幣串(へいぐし:棒状の木材で墨書がなされたもの)(渡邉義孝撮影)
2016年屋根裏(渡邉義孝撮影)
(渡邉義孝・画)
2016年(渡邉義孝撮影)
リノベーション後(靜心苑提供)
(中国語)
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