第12回のゲストは立教大学の清水美里先生。清水先生のご専門は台湾の社会経済史。農業灌漑用水、水力発電などの水資源開発における技術移転や社会への影響を植民地統治の問題とからめながら研究されています。
台湾の農作物と言うと、最近ではマンゴーやパイナップル、世代によってはバナナが思い浮かぶかもしれませんが、日本統治期から戦後の長期にわたり、台湾の主要な農作物であったのがサトウキビで、そこから作られる砂糖は台湾の重要な輸出品でした。台湾の製糖業は日本の統治下で飛躍的に発展しますが、その陰には台湾の農民の血と汗の苦労がありました。今回は「甘い砂糖にまつわるしょっぱい話」と題して、台湾糖業史の表と裏について、清水先生にお話をうかがいます。
動画の中で紹介されている花蓮観光糖廠については、「みんなの台湾修学旅行ナビ」でも紹介されています。あわせてお読みください。
花蓮観光糖廠(「みんなの台湾修学旅行ナビ」) https://taiwan-shugakuryoko.jp/spot_e…
清水先生のプロフィールは、以下のページをご覧ください。
【プロフィール】 https://researchmap.jp/qingshui
SNET台湾では、
台湾学習の支援・イベントでの講演など、さまざまな学びの場へ
台湾研究者を講師として紹介、派遣いたします。